夏場、特にこの8月はタイヤへのダメージが蓄積します。
最悪バーストに繋がるダメージもよく目にします。
先日、バーストしたタイヤに補修剤を注入したお客様が
ご来店になりました。タイヤに5センチほどの裂傷があり
全く補修剤が効いていない状態で、エアーももちろんダダ
漏れの状態でした。
パンク修理剤は、本来クギを踏むなど部分的な穴には有効
とされていて、裂傷やバーストといった傷が4cmを超えた
ものを補修するものではありません。結果的にはホイール
を汚すだけになってしまいます。
前述のとおり、クギが原因のパンクには有効ですので、使
用する状況を間違えなければそれなりに価値のあるものだ
と思います。
注入した後、「ちゃんとしたパンク修理ができない」
こういった、話しをよく耳にします。しかし実際には適正
量の注入で且つ、液体がタイヤ内部で全体的に固まる前で
あれば修理は可能です。
注意点
1、裂傷やバーストなど、大きな傷には使用できない
2、補修剤の注入量が多い場合はパンク修理不可
3、注入後、時間が経過し補修剤が固まった場合はパンク修理不可
これらが参考になればと思います。